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【連載】国際派ナースへのレシピ

第2回 国が変われば常識も変わる、国際派ナースの看護ケア

執筆 バートン裕美

MSN,RN

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アメリカにはさまざまな人種・民族が存在していますが、それぞれの人種により、生活習慣、健康問題がやや異なるためにアセスメントをするときもその特徴を頭に入れておかなければなりません。外国人に看護ケアを提供する機会が増えてくるときに知っておくと良いことを少し挙げてみます。


宗教

宗教というといいイメージがないかもしれませんが、実は世界の多くの人たちは宗教を持っています。信仰のレベルも軽い人から、とても強い人とさまざまです。

看護ケアで気をつけるところは、食事や医療行為への制限です。間違った食事を出された場合、私たちが想像する以上に患者さんは怒ってしまうと考えてよいでしょう。

輸血を拒否する宗教の存在もご存知でしょう。宗教は私たちが考える以上に真剣で、その患者さんの生活・人生と強く結びついています。入院アセスメントのとき、また看護計画立案のときには必ずこれらを考慮することが求められます。

・ユダヤ人はKosher(コーシャー)といわれる食事
・豚肉は食べないイスラム教
・右手のみしか食事に使わない
・家族が作ったものしか食べない
・ベジタリアン、セミベジタリアン(少量の肉は食べてよい)
・中国人は手術の後に冷たいデザートを食べる

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