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【連載】500人のギモン&お悩み徹底解決

第11回 清潔・不潔区域でのガウンテクニックを再確認しよう!

解説 熊谷祐子

現・自治医科大学看護学部 講師

Tissassa

ついつい迷いがちなガウンテクニック。清潔区域と汚染区域での対応の違いと手順をよく頭にいれておくことが大切です。ガウンテクニックを再確認しておきましょう。


Q 清潔・不潔区域でのガウンテクニックをおさらいしたいのですが。

A 清潔区域と汚染区域にいるのでは、ガウンの表側の清潔・不潔も変わるということを念頭に置きましょう。

ガウンの表側は清潔か不潔かを考える

清潔区域に入れば、常在菌を保有している自分が汚染されているので、ガウンは表側が清潔になります。逆に、汚染区域では自分自身の外側が汚染されているので、ガウンの表側が不潔になります。

したがって、不潔区域から清潔区域に出るときは、汚染されている表側に触れないようにし、そのガウンを汚染区域に置く場合には、汚染されている表側を外側にしてかけておきます。逆に清潔区域に置く場合には、汚染された表側を内側にしておきます。

ガウンテクニックの手順

ガウンの脱ぎ方

1.腰ひもをほどき、手袋を外す

手袋は、右手で左手の手袋の端をもち、汚染されている外側に触らないように裏返しにします。

 

次に、右手に手袋を握った状態で、左手の手袋を内側から手袋ごと包むように裏返して廃棄します。

 

2.手指消毒をする

3.首ひもを外し、片方の袖を抜く

右手を左手の袖口の内側に入れて汚染されたガウンの外側に触れないように指をかけ、袖を引っ張って手先まで抜きます。


次のページでも引き続きガウンテクニックの手順を解説します。