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【連載】検査説明これだけガイド

超音波検査(心エコーや腹部エコーなど)|看護師の役割と検査説明のポイント

解説 荒川直美

東京慈恵会医科大学附属病院 グリーンカウンター 看護主任

Kensagi pink

これから受ける検査について患者さんから質問されたとき、どう答えていますか? ここでは、頻度の高い画像検査に絞って、看護師が説明時に知っておきたい検査のポイントを解説します。今回は、超音波検査についてです。


超音波検査とは?どんな検査?

人の可聴域(20Hz~20kHz)を超える高い周波数の音波を体内に当て、戻ってくる反射波を画像化する検査法です。痛みや被曝のない非侵襲性の検査のため、小児や妊婦、高齢者にも広く用いることができ、必要な場合には繰り返し行うこともできます。

画像を鮮明化するなど、医師が必要と判断した場合には造影検査が行われます。使用する造影剤はレボビスト(R)やソナゾイド(R)などで、静脈注射での投与となります。ほかの造影検査と比較して副作用が非常に少なく、安全性に富んでいるのが特徴です。

検査は、プロ―ブの滑りや密着性を高めるために、検査部位の体表面に検査用のゼリーを十分に塗布して実施されます。

超音波検査で何がわかるのか

各臓器の形態、病変の有無、位置および形状・状態などの質的量的診断ができます。また、ドップラー法の応用で、血流情報をとらえることも可能です。
ただし、超音波が通過しない骨組織、肺など気体を含む組織、厚い脂肪層などには不向きで、適応となりません。
主な適応臓器・疾患は次の通りです。

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