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【連載】アメリカで働く! オンコロジーナース

第2回 化学療法・抗がん剤の副作用とナースの役割

執筆 ファウラー実絵

アメリカ看護暦6年

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第2回は化学療法・抗がん剤の副作用とそれに対するナースの役割です。アメリカではナースにどんな役割が求められているのかについて話します。


2日間の講習で基本を学ぶ

抗がん剤の投与を仕事上必要とするナースはONS(癌看護師協会)の主催するChemotherapy and Biotherapy provider courseを受講し、試験後に認定証が発行されます。その2日間の講習で、大まかな抗がん剤の種類、取り扱い方法、副作用と対処法、緊急時の対応などを学びます。ですが、この2日間では全ての抗がん剤が話し合われるわけではないので、講習後のナースの自己学習が重要となってきます。

主な副作用とナースが行う対処法

吐き気・嘔吐

  1. 急性悪心:治療の直後から3日以内に起こる悪心ですが、化学療法の種類によっては、前もって吐き気止めの薬を飲み始めるように指導します。
  2. 遅延悪心:治療後5-7日ころ起こる吐き気・嘔吐は、食事の前に吐き気止めを飲んだり、食事を3回ではなく量を減らして5-6回に分けて食べたりすることを指導します。

倦怠感

化学療法によるものなのか、貧血、又は栄養不良なのかなど、根本的な原因を突き止めることからはじめますが、規則正しい生活、少しの運動、休息など生活習慣の改善を指導することで倦怠感が緩和されることが多くあります。

続いても引き続き、副作用とナースが行う対処法について解説します。
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