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被災地での“こどもたちのこころのケア”任意団体発足

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2012年1月29日、東日本大震災で傷付いた子どもたちの“こころのケア”を実施するため、「Cocoro Care for Children(CCC)」が発足しました。

Cocoro Care for Childrenの様子

保育園や幼稚園、健診会場を巡回し、
子どもと保護者の“こころのケア”の相談会や講演会などを実施

震災で傷付いた子どもたちへ惜しみない支援を

「Cocoro Care for Children(CCC)」は、1.子どもや保護者の心のケア、2.社会へのアプローチ、3.若い世代への継承を活動の三本柱として掲げ、子どもたちが安心・安全に暮らし、健やかに成長して行けるよう支援を行っています。

メンバーの一人である佐藤医師は福島県いわき市で被災。震災直後から、出口医師、井上医師とともにJMAT長崎および福島県立医大こころのケアチームに所属して、医療支援と “こころのケア”に取り組みました。

放射線問題が深刻化してからは、放射線科医である相田医師も加わり、放射線に対する不安や恐怖に対する “こころのケア”も強化

震災から5カ月が経った8月からは、こどものこころのケアへの横断的な体制作りのために、「いわきこどものこころのケア連絡会」を設立し、いわき市 の行政、教育、医療、研究などのさまざまな分野の専門家と一体となって、いわき市のこどもたちの今、未来を見守るための活動を展開しています。

さらに、2011年10月には、東京電力福島第一原発事故の影響で計画的避難区域に指定された福島県飯舘村への支援も開始。村民の避難先である福島市でこどもと保護者のこころの相談会を開催しました。

出口医師と井上医師が理事をつとめる玩具福祉学会と連携して行っているおもちゃや絵本などを用いた「遊び」を重視するこころのケア活動は、赤い羽根「災害ボランティア・NPO活動サポート募金」からも支援を受けて、こどもたちの目線での支援の実現に力を入れています。

今後の活動について佐藤医師は、「子どもたちやまわりの大人に寄り添いながら、同じ意志を持つ人々と一緒に、惜しみない支援を行っていきます」と強い決意を述べました。

Cocoro Care for Children (CCC)とは?

2011年1月29日に設立。東日本大震災により傷付いた子どもたちのこころを守り、健全に育むための活動を行っている。

主な活動メンバー

出口貴美子(代表):小児科医、出口小児科医院
井上 健:精神科医、国立精神・神経医療研究センター
佐藤哲也:内科医、聖路加国際病院
相田典子:放射線科医、神奈川県立こども医療センター
西田佳史:工学博士、産業技術総合研究所
小林るつ子:玩具福祉学会
星田啓子:アジア友好教育協会、までいの会

当団体の今後の活動に関心をもたれた方は、下記までお問合わせください。
出口小児科医院
院長:出口貴美子
電話:0957-52-2252