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【連載】癒しのリフレクソロジー

第9回 婦人科系疾患に対するリフレクソロジー

解説 市野さおり

リフレクソロジスト/看護師 トータルヘルスケアサポート「confianza」主宰

Oil massage

もともと周産期のリラクゼーションなどを目的に、産婦人科領域では用手的ケアによる介入が精力的に行われています。中でもリフレクソロジーは、心身のアンバランスを把握する有効な手法として挙げることができます。


リラックスを求める意識が高い産婦人科は介入がしやすい領域!

アロマセラピーなど、精神的なリラックスを目的としたケアに対する助産師の意識が高いこともあり、産婦人科ではリフレクソロジーの介入を行いやすい環境にあります。

また、リラックスを得るだけでなく心身のアンバランスを把握する手段でもあるリフレクソロジーは、足を観察して情報を得ることで、子宮などの内部臓器や器官を実際に触ったり、観察したりできなくても、身体の状態を推測することができます。その点からも産婦人科系の疾患において、非常に有効な統合医療ツールだと考えます。

リフレクソロジーを実践するにあたって、大切なことはポイントだけをみるのではなく、足全体をみて「変だな」「アンバランスだな」という点に気づくことです。

産婦人科領域だからといって、そのエリアだけをみていては、患者さんが抱いている強い不安に気づくことなく、重大な点を見逃してしまうでしょう。疾患による痛みだけを緩和しても、ほかのストレスや痛みを軽減できなければ、痛みを解消できないかもしれません。逆に、その他の痛みを軽減することで、疾患による痛みを緩和することにつながります。

※続いては、「骨盤腔内(子宮)の異常所見はここをみる」です。
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