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【連載】日本一若い!? 訪問看護師の挑戦

第21回 職場掛けもちの浅田

執筆 川添高志

ケアプロ株式会社・代表取締役社長

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今回はケアプロ訪問看護ステーションで、ただ一人の理学療法士(以下PT)として働く浅田にインタビューを行った。病院勤務などの経験豊富な浅田。そんな彼女が、訪問看護ステーションのPTとしてどのようなことに悩み、喜びを見い出しているのか、訪問看護の醍醐味について聞いてみた。


私の人生を変えた一冊の本

学生時代、私は本当に勉強が嫌いで!その代わり運動が大好きという健康優良児タイプでした。でも本当に一番好きだったのは、人が笑っているのを見ていること。中学時代にお世話になった進学塾の先生がそんな私の話を聞いて、『医療・介護職ガイドブック』という本を誕生日にプレゼントしてくれたのです。

PTという職業と出合ったのはその本がきっかっけです。今PTをやっているのは先生のお陰ですね。高校卒業後はPTの専門学校に入学し、なんとかかんとか留年することなく卒業し、念願のPTになりました。

もっと自由に働きたい!!

私は今、ケアプロを含め、計3件の職場を全て非常勤で掛け持ちして働いています。 医療・看護の業界には、仕事を第一優先に考え、身を粉にして働くことが正しいとされている文化があると思うのですが、それは私には合わないんです。仕事も自分の時間もしっかり確保していたい。だからこの働き方を選択しています。 プライベートでは、趣味の旅行や全国を股にかけた飲み会イベントの企画などをしています。仕事も趣味も私にとって天秤にはかけられない大切なものなのです。

浅田さんの写真

仕事も趣味も大事にしている浅田。ケアプロではいろいろな働き方が可能だ

医療人としてさらなる高みへ

ケアプロに入職する前は、自分に在宅を訪問できるだけの力量があるかどうか、不安をもっていました。でも、もしわからないことが出てきた場合でも、家に帰ってから勉強し、次には必ず解決できるようにしています。 私はPTですが、訪問時には看護的処置を要求されることも多くあります。看護に関しては、わからないこともたくさんあるので、看護師のみなさんの指導を受けつつ解決しています。ケアプロのみなさんはとても向上意識が高いので勉強しやすい環境にあり、私自身の医療人スキルが日々向上しているのが実感できます。

私を待っていてくれている人がいる

訪問看護で行うリハビリは、基本的には利用者さまが、自宅で一人で行うものなので、「効果は高いがリスクもある」、といったようなリハビリは避けなければなりません。そこで、本当に地道なリハビリを指導・提供しています。でも利用者さまが根気よくリハビリできるように働きかけるのは、本当に難しいことです。

訪問看護の良いところは、利用者さまの暮らしぶりを拝見することで、暮らしの中のどの部分にどんなリハビリを組み込んでいけるかを考えられるところだと思います。 例えば。一日のほとんどをベッドから動かない利用者さまがいれば、ベットの上で気軽にできるリハビリを考案したり。それこそ私の力量が試される場面で、責任重大でもありますが、やり甲斐をとても感じます。

私の来るのを待っていてくださる利用者さまに会いにいくのは、とても幸せです。これからもPTとしての経験を重ねて、ボランティアであってもPTをやっていたいと言えるくらいこの仕事に惚れ込んでいきたいと思っています。

※次回は、山本さんのインタビュー、月曜配信です。