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【連載】日本一若い!? 訪問看護師の挑戦

第22回 ピンチをチャンスにさらなる飛躍へ

執筆 川添高志

ケアプロ株式会社・代表取締役社長

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今回の主役は、ケアプロ訪問看護ステーション東京の事務作業を一手に担っている事務職の山本玲子だ。事務の仕事は訪問看護師が訪問業務を円滑に進められるための縁の下の力持ち的な存在である。彼女のケアプロとの出会いのきっかけはなんと、以前勤めていた会社の倒産であった。 そんな彼女に、波乱万丈な人生とケアプロでの日々について語ってもらった。


震えるように仕事していた時期も

訪問看護ステーションの事務の仕事は、簡単に言ってしまえば、社保と国保連に診療報酬の請求をすること。そして利用者さまに料金請求をすること。他にも、ドクターから出される訪問看護指示書の管理や事務所の電話対応など、仕事はとにかく途切れることがありません。お金の処理に関わってくる仕事が多いため、常に緊張も絶えず震えるように仕事をしている時期もありました。

先輩が結婚を機に2カ月前に退職してしまい、事務職がひとりになってしまったことから、はじめは途方に暮れることばかりでしたが、最近は一人で難なくこなせることも増えてきました。 人間、やらざるを得ないピンチな状況に追い込まれれば、できるものですね。この数カ月で自分自身の成長を感じています。

会社が倒産!そしてケアプロとの再会

私がケアプロに就職したきっかけは、実は前の会社の倒産だったのです。ある朝いつも通りに会社に行くと、会社が倒産していたのです。

そんなことってドラマの中の話だけのような気がしていましたけれど、本当にあるんですね(笑)。それで、新しい仕事を見つけなければと思っている最中に、ケアプロがあざみのでワンコイン健診を開催しているのを見かけたのです。

当時私は、ケアプロが訪問看護をやっていることは知りませんでした。実はさらに1年ほど前にもケアプロの接点があり、家族にワンコイン健診を受けてもらいたくて、ケアプロに電話したことがあったのです。 そんなわけで、ケアプロへの縁を感じ、「あのケアプロってどんなことをやっている会社なんだろう」と興味を持ったのです。そこでさっそく人事に電話をし、見学させてもらいました。見学の際、スタッフがとても明るく接してくれて、ここで働いてみたいなと思うようになりました。

会社が倒産してから、「世の中、本当にどうなるかわからない。どうせやるなら自分がやりたいことをやらないと、会社の歯車になって捨てられるだけ」と思っていた私は、ケアプロの世界に飛び込んでみる決心をしました。

ケアプロスタッフを支える縁の下の力持ち、事務職の山本さんの写真

ケアプロスタッフを支える縁の下の力持ちが、事務職の山本だ

社会に必要な商品を扱う仕事

それまでの仕事では、生活物品の売り買いが中心で、中には嗜好品もありしました。けれどこれらに比べて、ケアプロが商品としているものは、絶対に社会にとって必要なものなのです。人の生死に関することですから。 その認識が、私の仕事に対するモチベーションにつながっています。訪問看護師の皆さんは、雨の日も雪の日も訪問を欠かすことなく、頭が下がる思いです。 どんなに疲れていても看護師のみなさんは、絶対負のオーラは出さないのです。それは皆さんが切磋琢磨しながら高い目標に向かっているから。

ケアプロに入って一番嬉しかったことが何かと聞かれれば、そんな崇高なこころざしをもった看護師に囲まれて仕事していることであり、毎日が私にとっての喜びです。

※次回は、お寺の跡取り息子という生まれの小瀬さんのインタビュー、水曜配信です。