お気に入りに登録

【連載】モニター心電図レッスン

著者に聞く! 『平手先生のモニター心電図講座』誕生秘話(後編)

取材 平手 裕市(ひらて ゆういち)

名古屋掖済会病院 心臓血管外科 部長 中部大学 生命健康科学部 特任教授  えきさい看護専門学校 非常勤講師 愛知県臨床工学技士会 顧問

Hira

Xcjtwrwbzpqnyxnm1359625640icon hirate

コメディカル向けの心電図講習会は、18年間におよそ5万人が受講した超人気セミナーである。
平手先生のモニター心電図講習会はこちらから

18年間でおよそ5万人のコメディカルに心電図の読み方を教えてきたという平手裕市先生。その講義のエッセンスを詰め込んだ著書『平手先生の モニター心電図講座』が昨年、発売されました。

著者インタビューの第2回目は、本書の特徴、そして書籍に連動させた初の試み「心電図WEBセミナー」についてお聞きします!

平手裕市先生の写真

Q1 平手先生、この本の特徴とポイントを教えてください。

平手:パッと見て「難しい」と敬遠されないように、3人の看護師と医師の会話形式にしてレクチャーを進めました。重要なポイントは繰り返したり強調したりして、印象に残るように工夫し、楽しい雰囲気を作って、飽きずに読んでもらえるようにしています。

Q2 書籍と連動した「WEBセミナー」があるそうですね?

平手:そうなんです。「モニター心電図WEBセミナー」は、書籍と連動したEラーニングです。書籍の枠を超えた新しく発展的な試みであり、大きな可能性を感じて、製作に取り組みました。

市販の書籍を自宅で勉強するときの補助ツールになるように、内容を準拠させて作りました。「ベーシック編」のあるページに印刷してあるシリアルコードをパソコンで入力すると、無料で受けることができるWEBセミナーです。

書籍のほうは、14日間で1冊を勉強する構成になっていますが、WEBセミナーのほうは、夜勤や急患対応などで忙しい看護師のみなさんの都合に合わせて、14・28・42日間のいずれかで設定できます。登録すると、毎日メールが送られてきますので、メールに従って書籍とともに勉強していくと、自分で決めた日数で1冊を学び終えることができます。

WEBセミナー画面

送られてくるメールに合わせて勉強していくと、自然に1冊学び終えられる仕組み

Q3 おもしろそうな取り組みですね。実際のパソコン画面では、どんなふうに勉強するのですか?

平手:メールに合わせて1日分の章を勉強し終えたら、WEBセミナーにアクセスします。すると各章の内容に沿った5肢択1のクイズ問題が出されます。

クイズですから、間違えても笑ってすませてください。不正解のときは、不正解の程度に応じて減点されます。ちょっとしたゲーム感覚で楽しめるはずです。あれっ?と疑問に感じたら、テキストを読み返してください。それが本当の狙いです。

WEBセミナー画面②WEBセミナー画面③

問題を解くと、書籍にも登場する3人の看護師と医師が解説やアドバイスをしてくれる。最終日まで進めば、得点によってプレゼントがもらえる

Q4 ゲーム感覚で解けるのは楽しそうですね。反響はいかがですか?

平手:編集部から送ってもらったアンケートの結果は良かったです。ほとんどの方が「役に立った」か「まあ役に立った」と答えてくれました。ただ、現時点では思ったよりまだ参加者が少ない(苦笑)。

しかし、Eラーニングは今後必ず発展していくと思います。今はまだ環境が整っていないのか、コンテンツに課題があるのかなどをしっかり検証して、より使いやすく役立つものにしていきたいと考えています。

Q1 「モニター心電図WEBセミナー」は、本を勉強するときの役に立ちましたか?

アンケート集計結果グラフ

※2013年1月25日「モニター心電図WEBセミナー」登録者アンケートより

Q2 解説やアドバイスの内容は、わかりやすかったですか?

アンケート集計結果グラフ②

※2013年1月25日「モニター心電図WEBセミナー」登録者アンケートより

Q5 読者に伝えたいメッセージは?

平手:この本を通して、モニター心電図を楽しく学び、判読のスキルアップに役立てて欲しいと思います。わかりにくいところがあっても、重要なポイントは読み進む間に繰り返し登場するので、次第に理解が深まるはずです。気楽に読み飛ばしてください。

Q6 最後に、これから心電図を学ぼうとする人にメッセージを

平手:患者さんの体に取りつけるだけの簡便さで、心臓の様子を的確にモニターできる心電図は、開発されておよそ100年が経った今でも、古くならず日々活用され続けています。

私自身、講習会で教えながら勉強し直し、あらためて「心電図はおもしろい」と感じています。興味を持って楽しく学び、実力と自信を身に付けていってほしいと思います。

ページトップへ