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【連載】アメリカで働く! オンコロジーナース

第3回 放射線治療とナースの役割

執筆 ファウラー実絵

アメリカ看護暦6年

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今回は、放射線治療について紹介します。どんな場合に放射線治療を行うのか、主な副作用や患者さんに、伝えなければいけないことは何かを知っておくことが大切です。


がん別の主な副作用

放射線治療は患者にも私たちにも目に見えないので、「いつになったら効果が出てくるの?」とよく聞かれます。そんな意味でもナースは患者の持つ小さな疑問や不安を取り除くことが求められます。

副作用は照射部位、線量によって異なりますが、主ながんとその放射線治療の副作用を記しました。

乳がん

手術・抗がん剤投薬終了後に放射線治療を開始しますが、照射部位が大きいため、皮膚の保護が主な教育内容に含まれます。

多人種国ならではですが、黒人の患者はあまり皮膚の副作用が見られなかったり、白人は治療を始めてからすぐ、皮膚に赤みが出てきたりと、それぞれに応じた指導が必要とされます。

前立腺がん

シードの患者がほとんどなので、家族への被ばく、子供・妊婦との距離を置くことなど指導します。副作用は泌尿系が多い(頻尿、排泄時の痛みなど)ですが、性生活への面の指導も行います。

続いては、肺がんと骨転移についてお話します。
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