お気に入りに登録

【連載】日本一若い!? 訪問看護師の挑戦

第57回 新しいユニフォームで街を駆け回る

執筆 川添高志

ケアプロ株式会社・代表取締役社長

Ceqbjxq5w5qeqdqm1359525590icon carepro 13

24時間365日、利用者様の元へ駆け付けるケアプロの訪問看護師。この夏から、ユニフォームを一新した。胸には自転車のマークとケアプロのキャッチフレーズも入っている。利用者様やご家族からも評判のユニフォームについて、ご紹介しよう。


「カッコいいね」って言ってもらいたい!

在宅医療に携わる人たちの服装を見ると、圧倒的に多いのがポロシャツと伸縮素材のパンツ。大手の訪問看護事業所だと揃いのユニフォーム、小さな事業所では私服ということさえある。

ケアプロは今春、新卒訪問看護師を採用した。わが社だけでなく業界全体として若い訪問看護師が増えて欲しいと願っているのだが、若いスタッフに「あのユニフォーム、カッコいい!」と言ってもらえるようなデザイン性、機能性に優れたユニフォームを作ることにした。このユニフォームをきっかけに、訪問看護師やケアプロに興味を持ってもらえば、大成功だ。

胸のロゴマークには、ケアプロのキャッチフレーズ「Your Health,Our Mission」がある。「訪問看護師になりたい!」と希望を抱く看護学生は少なくない。ケアプロが実践していることを、ミッションを背負っていることを、ユニフォームを通して伝えていきたいと思っている。

新しいユニフォームが伝えるたくさんのこと

ユニフォーム一新の理由は、若者の視点だけではない。利用者様やご家族の視点も重要だ。看護の場が病棟から在宅へ移っても、ケアの内容もその質も変わりはないはず。

ならば、訪問看護のプロフェッショナルとしての服装を、看護される側はけっこうチェックしているのではないかと考える。「看護師らしい」颯爽とした服装で訪問することは、ご利用者様やご家族の私たちケアプロへの安心や信頼にもつながると考えている。

もう一つ重視しているのが、地域住民に対する「ブランディング」だ。病院に比べて、在宅医療や介護に携わるスタッフのステータスは依然として低い。それは働く側のモチベーションに少なからず影響を与えている。

少しでもステータスを上げたいと常日頃考えているが、地域の方たちに「自分たちの生活に欠かせない訪問看護師」と認識してもらうことが先決だ。街で見かけた方から、「看護師さん、頑張ってね!」なんて声をかけてもらえるようになりたいのだ。

「あのユニフォームを着ている人=訪問看護師=地域の健康を守っている」と地域住民に周知を目指す一つの方法がユニフォームの一新なのである。

ユニフォームの写真

ユニフォームの制作期間は約2カ月。ユニフォームはアルバイトにも支給し、持ちモチベーションアップにつなげる