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【連載】その手技にはワケがある!

中心静脈(cv)カテーテル|感染リスクに注意する手技の根拠

監修 今城直実

東邦大学大学院 医学研究科看護学専攻 修士課程

監修 野崎真奈美

東邦大学看護学部 基礎看護学研究室 教授

中心静脈カテーテルは、患者さんにとって侵襲の高いものです。
感染症などのリスクも高いため、感染予防に配慮して管理する必要があります。


このケアのリスキーポイント

末梢からの輸液ルートの確保ができない場合、あるいは、集中治療を必要とする重症患者さんの全身管理、経口・経腸栄養ができない患者さんへの高比重・高浸透圧・高カロリーの栄養剤の投与、抗がん剤の投与などを目的に留置されるのが、中心静脈カテーテルです。
挿入は医師がマキシマル・バリアプリコーション(高度無菌遮断予防策)の下に行いますが、だからといって医師任せではいけません。
患者さんにとっては、身体的侵襲を伴い、循環・呼吸機能に対するリスクが高いことから、スムーズな介助のための手順や注意点についての看護師の理解が重要になります。
中心静脈輸液療法においても、感染症などの合併症が重篤で致命的なリスクとなるため、管理する看護師には十分な配慮が求められます。
特に、カテーテル挿入時には、無菌的操作の遂行や適切な体位の保持、固定部位や患者さんの全身状態の観察がポイントです。
また輸液療法実施時には、長期にわたりカテーテルが直接大血管に留置されるため、感染予防には最も注意を払わなければなりません。

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