お気に入りに登録

【連載】急変を見逃さないためのフィジカルアセスメント

酸素解離曲線とは?酸素解離曲線に沿った看護ケア

47329d9ab28eef5cefc3da53fd0d24f21

酸素解離曲線とは

多くの看護理論のフィジカルアセスメントの最初には、「空気」「酸素化」と表現は異なりますが「体内に溶け込んでいる酸素飽和度」を理解することは、重要であるということです。
第2回目は、「体内に溶け込んでいる酸素飽和度」を理解し、どのように看護ケアに活用するのかということをご紹介します。

最近は、学生時代に「酸素解離曲線」を学習している方も多くいらっしゃいます。
皆さんの中にも、「酸素解離曲線」をご存じの方、そうでない方いらっしゃると思いますので、再度基本からご説明します。

酸素解離曲線とは、酸素分圧と酸素飽和度の関係を示したものです。わかりやすく説明すると、動脈血液を検体とした時の酸素分圧(PaO2)と、パルスオキシメーターで測定している酸素飽和度(SaO2)の関係を示したものです。(図)

標準酸素解離曲線

この図は、標準酸素解離曲線です。血液のpHが7.4、体温37度、動脈血二酸化炭素分圧40mmHgという条件を基準としています。

横軸に示している値は、動脈血液を検体とした時の酸素分圧(PaO2)で、縦軸に示している値は、パルスオキシメーターで測定している酸素飽和度(SaO2)ということです。 

ここで特に注目していただきたいのは、以下の3点です。

>> 続きを読む