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【連載】急変を見逃さないためのフィジカルアセスメント

酸素解離曲線とは?酸素解離曲線に沿った看護ケア

目次


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酸素療法とは?種類・目的・適応・看護


酸素解離曲線とは

 多くの看護理論のフィジカルアセスメントの最初には、「空気」「酸素化」と表現は異なりますが「体内に溶け込んでいる酸素飽和度」を理解することは、重要であるということです。第2回目は、「体内に溶け込んでいる酸素飽和度」を理解し、どのように看護ケアに活用するのかということをご紹介します。

 最近は、学生時代に「酸素解離曲線」を学習している方も多くいらっしゃいます。皆さんの中にも、「酸素解離曲線」をご存じの方、そうでない方いらっしゃると思いますので、再度基本からご説明します。

 酸素解離曲線とは、酸素分圧と酸素飽和度の関係を示したものです。わかりやすく説明すると、動脈血液を検体とした時の酸素分圧(PaO2)と、パルスオキシメーターで測定している酸素飽和度(SaO2)の関係を示したものです。(図)
標準酸素解離曲線
(図 標準酸素解離曲線)

 この図は、標準酸素解離曲線です。血液のpHが7.4、体温37度、動脈血二酸化炭素分圧40mmHgという条件を基準としています。横軸に示している値は、動脈血液を検体とした時の酸素分圧(PaO2)で、縦軸に示している値は、パルスオキシメーターで測定している酸素飽和度(SaO2)ということです。

 ここで特に注目していただきたいのは、以下の3点です。
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