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【連載】高齢者の機能低下をアセスメント

第11回 麻痺・拘縮-在宅に向けての視点

解説 吉崎順子

東京都健康長寿医療センター 救急外来次席

Obaasan kurumaisu

在宅に移行する際に、気を付けたいことを解説します。


患者さんの状態を把握し、意欲を高めるかかわりをしていますか?

在宅支援で最も大切なことは、患者さん本人はもちろんのこと、家族に患者さんがどのような状態にあるのかを理解してもらうことです。
麻痺・拘縮によるリスクをきちんと説明して、その対応策・リハビリについて指導していきます。
麻痺や拘縮は症状が改善する場合もありますが、改善するにしても長い時間を要します。

こうした状態では、患者さんの生活意欲が低下しがちで、それによってさらに廃用症候群が進行し、状態が悪化することもあります。
在宅療養では、まず患者さんの生活意欲を高めるためのかかわりが重要になります。

ADLと家庭環境に合わせた介助方法がわかっていますか?

生活意欲を高めるためには、患者さんのADLに応じた介助方法を指導することが大切です。
食事の形態をどのようにするのか、排泄はどのような形でなら可能か、などを具体的にアセスメントして、どのような支援が必要か、環境調整が必要か、を明確にし、その家庭環境で実施可能な方法を見つけるようにします。

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