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【連載】急変を見逃さないためのフィジカルアセスメント

SBAR(エスバー)|分かりやすい報告の仕方

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分かりやすく相手に伝える手法 SBAR(エスバー)

フィジカルアセスメントも最終回となりました。
これまで、フィジカルアセスメントのスキルについて、『意識レベル』『呼吸』『脈拍』『血圧異常』『ショック』とお伝えしてきました。
最終回は、これらの異常を「分かりやすく相手に伝えるスキル」についてです。私たち看護師は、受け持ち患者の状態変化をリーダーナースや医師へ報告することが頻繁にあります。
しかし、その報告の方法によっては相手に上手く伝わらず、ジレンマを感じるだけでなく患者にとって不利益を被ることもあり得ます。

今回お伝えするスキルは、アメリカのワシントンDC州にあります、プロビデンス病院の看護師の教育方法として用いられている『SBAR(エスバー)』という手法です。
この『SBAR』は、医療安全対策として多職種が長年の研究結果をもとに作成した『TeamSTEPPS』というプログラムの中の一つを切り取ったものです。つまり、「分かりやすく相手に伝えること」は当然「医療安全」にも関与していることであり、患者の安全・安楽を提供する看護師にとっては、欠かせないスキルと言えます。

SBARの構成

SBARのそれぞれの意味は以下の通りです。

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