• 公開日: 2014/1/13
  • 更新日: 2020/3/26

【連載】看護師 国家試験対策・過去問

高齢者の大脳変性疾患について正しいのはどれか?

高齢者の大脳変性疾患について正しいのはどれか?

1.アルツハイマー型認知症は進行性の大脳変性疾患で、まだら痴呆を特徴とする。

2.多発性脳梗塞による認知症患者は、病識が保たれていることは稀である。

3.ピック病は初老期認知症の一種で、人格崩壊を伴う。

4.アルツハイマー型認知症は老年認知症ともよばれ、男性に多い疾患である。

―――以下解答―――

(解答) 3

<解説>

1.× アルツハイマー病は健忘が主で、まだら認知症は伴わない。病識は比較的保たれている。

2.× 多発性脳梗塞性認知症(脳血管性認知症)の患者は、比較的病識が保たれていることが多く、人格障害は少ない。

3.○ ピック病の患者は人格崩壊を伴い、病識はない。

4.× アルツハイマー型認知症は女性に多い疾患である。

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