• 公開日: 2014/1/13
  • 更新日: 2020/3/26

【連載】看護師 国家試験対策・過去問

新生児黄疸について適切なのはどれか?

新生児黄疸について適切なのはどれか?

1.生理的な新生児黄疸は、生後2~3日が最も強い。

2.黄染は顔面や頸部から始まり、遠心性に拡がる。

3.成熟児の場合、24時間以内に可視的黄疸がみられても特に異常ではない。

4.新生児生理的黄疸は直接型ビリルビンが増加する。

―――以下解答―――










(解答) 2

<解説>

1.× 生後4~5日目が最も強い。

2.○ ミノルタ黄疸計などがない場合、出生後の経過時間と黄染の拡がりの状態で黄疸の程度を推測できる。身体の下方部にまで黄疸が広がり濃くなっていれば黄疸が強いと判断する。

3.× これは早発性黄疸と考えられ、異常である。

4.× 出生直後の新生児は赤血球増加状態であり、その赤血球が壊れて黄疸になる。間接ビリルビンから直接ビリルビンへの変換が不十分で黄疸になる。

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