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【連載】人工呼吸器の基礎知識

第2回 人工呼吸器の重要な観察項目(ポイント)

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前回の記事はこちら・・・ 人工呼吸器の基本的モード今月は人工呼吸器の安全管理という観点から、各モードでの重要なアラームや観察ポイントについて解説いたします。

人工呼吸器の安全管理

Q 人工呼吸器管理のポイントは?

A 人工呼吸管理で重要なポイントは、人工呼吸は呼吸(Respiration)の中の換気(Ventilation)をサポートしている機器であり、生命維持装置であるという点です。 したがって人工呼吸器のトラブルは、致命的な結果へとつながる危険性があることを認識する必要があります。 また、IPPV(侵襲的陽圧換気)においては、人工気道が留置され、非生理的な陽圧換気を行うため感染や肺障害等の合併症も問題となります。したがって人工呼吸器が装着されている患者を管理し、速やかにウィニング(離脱)させるためには、安全管理と合併症予防が重要となります。(合併症に関しては4月以降解説予定にしております。)

Q 人工呼吸器のトラブルで特に注意が必要なものは何ですか?

A 人工呼吸器のトラブルで一番危険なトラブルは、換気トラブル(換気量低下もしくは中断)です。 換気トラブルの原因として

  1. 人工呼吸器本体の故障
  2. 電源トラブル
  3. 自発呼吸との不同調(ファイティング/バギング、トリガー不全)
  4. エアリーク
  5. 回路やチューブの閉塞
  6. 自発呼吸の減少

等があげられます。

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