1. トップ
  2. 看護記事
  3. 診療科から探す
  4. 呼吸器科
  5. 呼吸器科の看護技術
  6. 人工呼吸器
  7. 人工呼吸器のアラーム対応
  8. 【NPPVのトラブル対応】低換気(Low Min Vol.)のアラームが鳴ったら?

【連載】NPPVのキホンとトラブル回避術

【NPPVのトラブル対応】低換気(Low Min Vol.)のアラームが鳴ったら?

  • 公開日: 2014/4/17

NPPVでは、低酸素血症はもとより、そのメカニズムや構造上、エアリークや スキントラブル、粘膜の乾燥、腹部膨満など、特有のトラブルが存在します。
ここでは、トラブルの原因と対応のコツ、ケアのポイントを紹介します。


Q5 低換気(Low Min Vol.)というアラームが鳴った!

A5 まずは患者さんの状態をチェックしましょう

どんなアラームでも、まずは患者さんの状態をチェックします。

アラームがなる原因には、機器自体のトラブル、患者さんの状態が変化したことによるもの、アラームの設定が患者さんに合わなかった場合などがあります。

また、どんなときにアラームが鳴るのかは、機種によって全く異なるため、それぞれの機種に応じて、アラームの意味と原因、対処の仕方を理解しておくことが大切です。

例えば、主に急性期に用いるBiPAP Visionでは、バイタルサインの変化に応じて鳴るアラームが備えられています。

また、分時換気量の変化で鳴るもの、マスクが外れても伏せた状態では鳴らないものなど、いろいろな種類があります。

この記事を読んでいる人におすすめ

カテゴリの新着記事

【オンライン】第19回呼吸ケアカンファレンス 開催のお知らせ

日本呼吸器学会が主催で開催するメディカルスタッフ向けの研修会です。毎年、多くの看護師が参加しています。今年は、新型コロナウイルス感染対策のためオンラインでの開催となります。 日程 2022年4月23日(土)・24日(日) 会場 オンラインでの開催 コース

2022/3/10

アクセスランキング

1位

心電図でみる心室期外収縮(PVC・VPC)の波形・特徴と

心室期外収縮(PVC・VPC)の心電図の特徴と主な症状・治療などについて解説します。 この記事では、解説の際PVCで統一いたします。 【関連記事】 * 心電図で使う略語・用語...

250751
2位

【血液ガス】血液ガス分析とは?基準値や読み方について

血液ガス分析とは?血液ガスの主な基準値 血液ガス分析とは、血中に溶けている気体(酸素や二酸化炭素など)の量を調べる検査です。主に、PaO2、SaO2、PaCO2、HCO3-、pH, ...

249974
3位

吸引(口腔・鼻腔)の看護|気管吸引の目的、手順・方法、コ

*2022年12月8日改訂 *2022年6月7日改訂 *2020年3月23日改訂 *2017年8月15日改訂 *2016年11月18日改訂 ▼関連記事 気管切開とは? 気管切開...

250001
4位

人工呼吸器の看護|設定・モード・アラーム対応まとめ

みんなが苦手な人工呼吸器 多くの人が苦手という人工呼吸器。苦手といっても、仕組みがよくわからない人もいれば、換気モードがわからないという人などさまざまではないでしょうか。ここでは、人工呼...

250017
5位

採血|コツ、手順・方法、採血後の注意点(内出血、しびれ等

採血とは  採血には、シリンジで血液を採取した後に分注する方法と、針を刺した状態で真空採血管を使用する方法の2種類があります。 採血の準備と手順(シリンジ・真空採血管) 採血時に準備...

250858
6位

心電図の基礎知識、基準値(正常値)・異常値、主な異常波形

*2016年9月1日改訂 *2016年12月19日改訂 *2020年4月24日改訂 *2023年7月11日改訂 心電図の基礎知識 心電図とは  心臓には、自ら電気信...

250061
7位

サチュレーション(SpO2)とは? 基準値・意味は?低下

*2019年3月11日改訂 *2017年7月18日改訂 *2021年8月9日改訂 発熱、喘息、肺炎……etc.多くの患者さんが装着しているパルスオキシメータ。 その測定値である...

249818
8位

第2回 小児のバイタルサイン測定|意義・目的、測定方法、

バイタルサイン測定の意義  小児は成人と比べて生理機能が未熟で、外界からの刺激を受けやすく、バイタルサインは変動しやすい状態にあります。また、年齢が低いほど自分の症状や苦痛をうまく表現できません。そ...

309636
9位

SIRS(全身性炎症反応症候群)とは?基準は?

*この記事は2016年7月4日に更新しました。 SIRS(全身性炎症反応症候群)について解説します。 SIRS(全身性炎症反応症候群)とは? SIRS(全身性炎症反応...

250839
10位

第2回 全身麻酔の看護|使用する薬剤の種類、方法、副作用

【関連記事】 *硬膜外麻酔(エピ)の穿刺部位と手順【マンガでわかる看護技術】 *術後痛のアセスメントとは|術後急性期の痛みの特徴とケア *第3回 局所浸潤麻酔|使用する薬剤の種類、実施方...

295949