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【連載】注射・輸液・採血のギモンに答える

採血による気分不快(迷走神経反射)!5つの正しい対応方法

編集 ナース専科編集部

月刊「ナース専科」編集部

2013 ns logo tate format rgb     03 min

取材 泉 佐智子

船橋市立医療センター 看護局 副師長

取材 江里口敦子

船橋市立医療センター 看護局 副師長

取材 山田綾子

船橋市立医療センター 看護局 副師長

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採血によって気分不快になることがあります。原因・症状・対応について解説します。


原因

痛みや処置に対するストレスによって迷走神経が刺激され、血管が拡張します(迷走神経反射)。その結果、血液循環量が低下し、気分不快として症状が出現します。

その他の症状

血圧低下・冷汗・徐脈・顔面蒼白などです。

対応方法

  1. 迷走神経反射について、実施前に説明しておく
  2. 呼吸状態や表情から緊張の有無を観察する
  3. 過度の緊張がある場合は臥床して実施することを検討する
  4. 迷走神経反射が出現したら、横になってもらい、頭を低くして下肢を挙上するか、患者さんの楽な姿勢をとってもらう
  5. 迷走神経反射以外の原因が考えられる場合には、緊急コールで対応する

絶対にやってはいけないこと

「人を呼んでくるので、待っていてください」と言って患者さんのそばを離れてはいけません。

意識消失により転倒・転落する危険性があります。

(『ナース専科マガジン2014年5月号』より改変利用)

【採血のまとめ記事】
* 採血|コツ、手順・方法、採血後の注意点(内出血、しびれ等)

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