【連載】スーパープリセプターSAKURA 2014

第5回 みね子、新人研修を思い出す、の巻

編集 ナース専科編集部

月刊「ナース専科」編集部

みね子とSAKURAはナースステーションで、新人向けの病棟勉強会の資料について相談中。そこに新人研修中のスガオが就業時間後にやってきた。


桜先輩

あら、スガっち。どうしたの? 浮かない顔ね。

スガっち

あーいや、毎日研修ばかりでちょっと……。

桜先輩

スガっちはずっと座っていられないタイプですもんね。

スガっち

特に病院理念とか方針とか、もう退屈で。

桜先輩

はっきり言うわね。くまみーは新人のとき、どんな研修がつらかったのかしら?

みね子

そりゃ、看護技術ですよ。注射とか、人の腕に針を刺すことが初めてでしたし。

桜先輩

そういえば、いつまで経っても注射を怖がっていたわね。私の腕を貸したこともあったわ。

みね子

そうでした……。

スガっち

え、桜さんの腕で練習したんすか?

みね子

まあ、ね。

スガっち

じゃあ、今ではカンペキなんでしょうねー。

みね子

うっ……。

桜先輩

まあまあ、あまり先輩をいじめちゃダメよ。そういえば、新人研修に関するデータがあるわよ。ちょっと見てみましょうか。

※続いては、アンケートの結果を紹介していきます。

最もつらかった研修は「病院理念・方針・心構え」

アンケート集計結果グラフ

桜先輩

スガっちと同じで、「病院理念・方針・心構え」がトップだったわ。

みね子

そうなんですか。まあ、確かに眠くなる時間ではありましたね。

桜先輩

次に印象に残った研修について聞いてみたわ。


感染に関する研修です。4時間ぶっ通しで、清潔操作を説明と実演で指導受けました。病院が感染にそれだけ気をつけているのだと感じました。(BAKA頭さん)

実技で経管栄養の経鼻チューブを互いに挿入したとき。痛くて苦しくて、鼻出血したのは苦い思い出です。(未設定さん)

医療訴訟についての話。医師の指示があっても、最終的に実施する看護師にも責任が生じるため、自分自身を守るために確認の徹底や知識を持つことが重要だとわかり、これから有資格者として働く責任を強く感じたから。(未設定さん)

トランス。実習では移乗介助は難しかったが、リハからコツを指導してもらい、新発見ばかりだった。(えりこんさん)

外部講師による接遇マナー。勢いが凄くて圧倒された。新人の礼のタイミングが少しでもずれると何度もやり直しで研修終了予定時刻内に終わらなかった。(なっつさん)

技術の中の、排泄介助。WOCナースが中心になって企画してくださり、排便後のオムツ交換を、お尻に見立てたハート型の風船に、なんと田楽味噌を塗って練習しました。泡で優しく洗い、押さえ拭きするところまで、よくわかりました。(julieさん)

看護技術の採血練習。学校でも人形相手にしか実施したことがなく、研修でも人形のみで後でプリセプターと練習するのだと思っていたら、予想外の新人同士での実施。周りの新人は学生時代に学生同士での採血を経験した人ばかりでみんながどんどん成功していく中、うまくできず……。患者さん相手の本番の前に確実な技術を身につけたいと思うきっかけになりました。(未設定さん)

医師や事務さんなど全新入職員でやった院内探検です。私のグループは、医師、歯科医師、理学療法士、管理栄養士、看護師がいたのですが、全員でAEDやトイレの場所を確認したり、何階のどこにあるのは何かを探したりと、みんなで相談しながら歩き回ったことで、職種を超えたチームワークについて学ぶことができました。(りさなさん)


桜先輩

なかには、こんなユニークな研修もあったわ。


  1. リフレッシュ研修。自分の母校に行って、現在の状況を伝えて母校の教員たちに安心してもらうと同時に、懐かしい母校に行くことで気分転換する、という研修。久々に母校に行って、先生たちと会話して、なんだか元気がもらえたというか、日々大変な中で前向きになれた。(夏葉さん)
  2. 汚い字のドクターのカルテや処方箋の読み方。ドクターに汚い字をなんとかするように言うべきところ、看護師の方でなんとか対処するように、みたいな研修にはうんざりでした。(未設定さん)
  3. 資生堂美容部員によるナチュラルな化粧方法。男子ナースもパックなどをしていて楽しかった。(あやぴさん)
  4. 臨床心理士の自分の性格を分析してストレス対処方法を考える講義形式の研修。性格分析することで、自分の傾向がわかったので。(まぁさん)
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