【連載】スーパープリセプターSAKURA 2014

第7回 みね子、新人の配属先が気になる、の巻

編集 ナース専科編集部

月刊「ナース専科」編集部

みね子が働く内科病棟に、新人研修を終えた横須賀がふらりとやってきた。


スガオ

おつかれっす。

みね子

横須賀さん。こんなところでどうしたの?

スガオ

もうすぐ配属先希望を聞かれるんですけど、第3希望をどこにしようかと思って、いろいろな科を回ってみてるんですよ。

みね子

もうそんな時期なんだ。内科病棟を希望するんですか?

スガオ

いやーどうすかね。自分に合っているような気がしないんですけど。

桜先輩

そうかもね。救急かICUがいいんじゃない?

みね子

うわっ! 驚いた。先輩、急に登場しないでくださいよ。

スガオ

やっぱ桜さんもそう思います? 今のところ第1希望は救急センター、第2希望はICUですよ。

みね子

私が新人のときは、救急とかICUなんて、これっぽっちも考えなかったです。

桜先輩

人には向き不向きがあるから、くまみーはそれでいいのよ。ちなみに希望はどこだったの?

みね子

小児です。あとはよくわからなかったんですけど、研修を一番しっかりやっているのが内科病棟だって聞いたんで。

桜先輩

結果オーライだったってわけね。その内科病棟で私がプリセプターになって、しっかり勉強できたんですものね。

みね子

まぁ、そういうことですね……。

次では、みんなが希望した配属先を紹介します。


スガオ

でも配属先の希望って、どれだけ通るものなんすかねー。

桜先輩

そうね。はたしてどのくらいの新人が希望どおりに配属されたのか。今回ももちろんデータベースがあるわよ。

アンケート集計結果グラフ

みね子

半分くらいは希望通りに配属されているんですね。でも、みんなどんな理由で科を決めるんだろう。私は単純に子どもが好きだから小児だったんですけど……。

桜先輩

じゃ、みんなのコメントを見てみましょうか。


  1. 呼吸器内科。慢性期の、じっくり患者さんと関わる看護を勉強したかったから。(メイさん)
  2. 心臓血管外科。外科で処置についたりしたかったのと、心臓の知識を深めたかったから。(未設定さん)
  3. 救命救急センター。若い時からバリバリと働きたかったのと、他職種との連携が多くてみんなで協働して医療を提供することができることに魅力を感じたから。(maimaiさん)
  4. 呼吸器内科を希望していました。興味がある分野でしたし、残業が少ないと聞いていたので。やっぱりプライベートも充実させたかったので……。(やっちゃりんさん)
  5. 循環器と脳外科の混合病棟です。将来訪問看護師になりたいという夢があり、循環器と脳外科の疾患の患者さんはたくさん在宅で看護を受けている印象があったため。忙しい病棟なので若いうちにそういう病棟で修行して看護技術や知識を身に付けたいと思い希望しました。(ちとせさん)
  6. 脳外科。唯一人間関係がいいと噂だったため。脳外科にはひとつも興味ありませんが、人間関係は大事だと思ったので。(いちごさん)
  7. 回復期を希望していました。理由は学生の時の実習でいちばん楽しいと感じたからです。(ちゃぴさん)
  8. 内科系を希望したのにバリバリの外科に配属になった!! もともとターミナルケアに興味があったり、自分自身おっとりしているので外科系は向いてないと思ったことも。でも患者さんがターミナルや療養に至るまでにはどんな治療をしてきて、どんなつらい思いをしているのかを知ることができるから今は良かったと思う。(まみさん)
  9. 外科、整形外科、呼吸器内科の順で希望を出して、呼吸器内科に配属になりました☆ 内科系はかなり苦手意識があって。でも、病棟の特色でがん緩和ケアに力を入れてるということを知り、緩和ケアもいーなと興味がわいたので。最初は第3希望でがっかりしたけど、どこの科よりも成長できる場だと教えてもらい、いまはヤル気満々で頑張ってます(未設定さん)

みね子

希望の理由はさまざまですね。でも新人なりにいろいろ考えるんですよね……。人間関係がいいと聞いたからって答えも、切実ですよね。今年の新人はみんな希望通りに配属されるといいなぁ。

スガオ

希望した科じゃなくても、やりがいをみつけて頑張っているというコメントもあるし、やってみたら意外と合ってたということもあるのかもしれないっすね。

桜先輩

じゃあ、すがっち。内科病棟で希望を出しなさいよ。私がプリセプターでついてあげるわよ!

スガオ

それもおもしろいかもしれないですね! ははは……。

みね子

(うちにくるの!?)いや、あの。よく考えて希望を出したほうがいいと思うけど……。

次回は、みね子、はじめて受け持った患者さんを思い出す、の巻をお送りします。

ページトップへ