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【連載】これだけできれば大丈夫! 病棟で必要な人工呼吸ケア

【人工呼吸器】緊急度が高い3つのアラームの原因と対応

解説 和田 希

湘南鎌倉総合病院  慢性呼吸器疾患看護認定看護師

アラームは患者さんや器械の異常を知らせてくれます。

適切に対応しなくてはなりません。今回は緊急度の高い3つのアラーム「気道内圧アラーム」「低換気アラーム」「無呼吸アラーム」について、原因と対応を解説します。


1 気道内圧アラーム

回路内の圧が設定値以下になると発生します。
人工呼吸器は陽圧換気であり、管理中は必ず圧がかかっています。
それにもかかわらず、低圧アラームが鳴るということは、患者さんに必要なガスが送気されていないことを表します。

まずは患者さんの呼吸を確保し、原因を探ることが大切です。

原因と対応

原因1 人工呼吸器の回路の破損・接続部の緩みによる漏れ(リーク)

回路の破損の場合は、用手換気に切り替えて臨床工学士に連絡します。

接続部の緩みの場合は、接続しなおします。ウォータートラップは、接続が緩む恐れが高い箇所です。

原因2 患者さんの努力呼吸の増大

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