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【連載】ビフィズス菌で腸内環境を整える!

第3回 ナースの業務改善や医療費の負担削減にも貢献!

取材 長野美保子

特定医療法人社団 堀ノ内病院 看護部長

取材 岡村郁子

特定医療法人社団 堀ノ内病院 看護師長 NST専門療法士、3学会合同呼吸療法認定士

取材 小島徹

医療法人社団 堀ノ内病院 副院長

経口摂取が難しい患者に対する栄養療法の1つ「経腸栄養」。効率よく栄養を摂取できることに加えて、管理が簡便なことから、医療現場だけでなく介護施設でも重宝されています。しかしその反面、合併症の頻度が多く、医療者を悩ませてきました。

そこで今回は、合併症の代表例である「下痢」の発生率を大幅に軽減させた、堀ノ内病院(埼玉県)の取り組みを紹介します。

第1回 NSTを中心に「抗生剤に負けない腸をつくる」はコチラから
第2回 腸内細菌叢の正常化によって便性・便回数が改善! はコチラから


オムツの交換回数が減って

時間・気持ちに余裕が持てるように

『BB536』の使用によって、以下のように日々の看護にもメリットがありました。

  1. 下痢発生率の低下によって、オムツ交換の回数が減少 オムツ交換にかかっていた時間が減り、別の業務に使うことができるようになった
  2. CD菌保有率低下によって、作業時間が減少 院内感染防止のために、患者さんの隔離作業時間が減った。さらに、ガウンのコストも削減できた

下痢の処置には、通常1時間くらいかかってしまうそうですが、下痢発生率が下がったことによって、「15分でオムツ交換が終わったから、他の業務に時間を回せた」「オムツ交換の回数が減って、患者さんもラクそうだった」「ご家族もにおいを気にされなくなった」などの声が看護師から挙がるようになってきています。

「下痢については、処置そのものよりも、『下痢を処理しなきゃいけない』という看護師のメンタル面への影響の方が大きいと思います。『また下痢になってしまった。処理をしなきゃ』と思う回数が減ったことで、スタッフの気持ちにも余裕が生まれ、働きやすさにつながったように思います」(長野看護部長)

患者さんの体調がよくなって医療費の負担も減る

下痢発生率が下がったことは、医療費の負担費用の軽減にも大きく貢献しています。

CD菌による下痢症状で生じる負担金額

病院側 141,036円/週

  1. 個室差額代金:49,000円(7,000円/日×7日) ※法律上、感染症では個室料を請求できないため病院負担
  2. ガウン代金:14,112円(168円×6回×2人×7日) ※寝たきり、拘縮の患者が多く、処置を2人体制にしているため
  3. 薬剤(内服薬バンコマイシン):77,924円(2,783円×4V×7日)

患者さん側 46,060円/週

  1. おむつ・消臭パッド代金(廃棄代含):14,700円(350円×6回×7日)
  2. 薬剤負担(3割負担):23,520円(840円×4V×7日)
  3. 薬剤負担(1割負担): 7,840円(280円×4V×7日)

これらの負担金額は、CD菌による下痢が発生しなければ、本来は払う必要のないもの。患者さんの体調をよくすることを第一に考えて『BB536』の投与を推進した結果、経済的な副産物も生まれたのです。

「紆余曲折の末にたどりついた『ビフィズス菌』ですが、『腸が元気になれば身体が元気になる』という基本的なことを改めて学んだように思います。患者さん自身の体調改善や負担軽減はもちろんのこと、看護師の業務改善や、医療費の負担を減らす効果にもつながりました。

そのほかにも、お見舞いに来られるご家族の方々が、元気になった患者さんからパワーをもらって帰られるなど、たくさんの好循環が生まれています。

これからも、患者さんに元気になってもらうために『元気の活力は腸から!』で頑張ります」(岡村師長)

ビフィズス菌末BB536の投与の様子

ビフィズス菌末BB536の投与の様子

ビフィズス菌はナースにも効果アリ

『ビフィズス菌末BB536』は、患者さんだけでなく看護師にも効果のある機能性食品です。「ナースは不規則な勤務の影響で便秘症の方が多いですが、私は『BB536』のおかげで、“快腸”です(笑)。

また、子育て中のナースには、『お子さんの風邪予防のために』と勧めていますし、花粉症にも効くそうですよ」(岡村師長)

ビフィズス菌末BB536の写真

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