お気に入りに登録

【連載】フィジカルアセスメントのワザを極める

打診で呼吸のアセスメントをやってみよう!

解説 高島尚美

慈恵会医科大学医学部看護学科 大学院医学研究科看護学専攻 教授

打診で肺の含気状態をアセスメントすることができます。

打診を行うことは稀ですが、新しい手技を身につけてステップアップしてみませんか。

今回は簡単に打診音の種類と手順を紹介します。


関連記事
呼吸器アセスメントのコツ―触診・打診の部位、聴診時の音
基本に戻ってSkill up3 ― 打診のしかた

打診音の種類

  1. 清音・・・音の振幅が大きく、含気が多いことを意味します。正常な場合、打診によって聴かれます
  2. 濁音・・・音の振幅が小さく、含気が少ないことを意味します

肺下界の位置

打診時に肺にかかっていれば清音が、外れていれば濁音・鼓音が聴かれます。清音と濁音・鼓音が変化する位置が肺下界です。

健康な成人の場合、吸気・呼気によって横隔膜の運動範囲に3~5cmの差が認められますが、病変によっては可動が制限されるので、収縮の程度や左右差の有無を確認します。

打診の手順

打診の手順

肋間の上を左右対称に4~5cm間隔で叩きます。

『ナース専科マガジン2013年6月号』より改変利用

ページトップへ