お気に入りに登録

【連載】ここを見直そう! 排痰ケア

スクイージングとは?禁忌は?排痰効果の上がる方法【写真解説】

解説 一條幹史

理学療法士

9365eed0aa8155af84d008f80abe78c4

排痰ケアで肺理学療法の必要性を理解している看護師さんが「知りたい!」と関心を持っているのが「スクイージング」です。

スクイージングは、「湿度」「重力」「呼吸量と呼気の速度」という排痰法の原理原則のうち、「呼吸量と呼気の速度」にあたり、体位ドレナージとともに排痰を誘導するためのステップの1つです。


スクイージングとは

圧迫によって痰を喀出する徒手的な手技

体位ドレナージに加えて、排痰の効果アップを狙う排痰法がスクイージングです。痰が溜まっている胸郭の部位に手掌を当てて、絞り込むように圧迫して痰を喀出する徒手的な手技で、空気を吐き出す力を利用し、さらに圧迫を加えることによって貯留した痰を中枢気道へと移動させます。

呼気の最初は軽く圧迫し、少しずつ圧迫を強め、最後は絞り出すように少し強い圧迫を加えます。そして、呼気が終わり、吸気が始まるときに圧迫を緩めます。絶対的な時間はありませんが、通常は数分程度行い、実施後はその効果をアセスメントします。

こうした方法によって、例えば無気肺が改善した様子がレントゲン検査などで確認でき、効果を実感している看護師も多いと思われます。

>> 続きを読む