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【連載】Newsのツボ

災害支援ナース【災害サイクルに合わせた看護とは】

解説 山﨑達枝

特定非営利活動法人災害看護支援機構理事長 看護師・災害看護講師日本災害看護学会前理事、日本集団災害医学会評議員 日本DMORT研究会幹事 東京都看護協会災害対策委員会委員長

災害があったとき、被災地へ赴き、24時間体制で被災者に寄り添う災害支援ナース。今回は災害支援ナースについて解説します。

※本記事は、2011年5月に作成したものです。


サイクルごとに変化する医療ニーズ

災害サイクルとは

災害看護は、災害急性期における支援だけでなく、災害サイクルすべてがその対象となります。

災害サイクルは、

  1. 急性期(災害発生直後~1週間)
  2. 亜急性期(1週間〜6カ月)
  3. 慢性期・復旧復興期(2〜3年)
  4. 静穏期(3年以降)

におおよそ区分されます。

このサイクルのどの時期にあるか、そしてどのような場所にあるかが、医療・看護の主な内容を決めます。

今回の東日本大震災の場合、被災地があまりにも広域で、地震、津波、火災、そして原子力災害と各地域の災害の大きさ・種類によって初動にばらつきが生じ、支援の進行状況も異なっていることから、時期が同じであってもそのニーズは多様化しています。

災害サイクルとともに変化する看護内容

災害サイクルによる看護の内容は、次のように変化します。

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