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【連載】検査値Q/A

腎機能をみるために必要な検査データって?

取材 前野哲博

筑波大学附属病院 総合診療科 教授

症状の鑑別に必要な検査値について、よくあるギモンに答えます。


Q 腎機能をみるために必要な検査データって?

A 老廃物の排泄や濾過機能を評価する数値に注目!

腎機能をみる主要な検体検査データは、尿検査による尿蛋白尿沈査尿潜血、血液検査による血清クレアチニン(Cr)尿素窒素(BUN)電解質などです。

腎臓にはおもに次のような働きがあり、それが障害されることでさまざまな症状が出現します。

  1. 血中の老廃物・有害物質を除去する 血液中のBUN、Cr、尿酸などの不要物質を濾過し、尿として排出
  2. 細胞外液量や浸透圧を調節する
  3. 水・電解質代謝の平衡を維持する
  4. 酸・塩基平衡を調節する
  5. ホルモンを産生する 血圧のコントロール(レニン・アンギオテンシン系)、骨髄での赤血球の産生(エリスロポエチン)、活性型ビタミンD3の生成に関連するホルモンなどを産生

(『ナース専科マガジン』2013年8月号から改変利用)

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