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【連載】疾患別 検査値の看護への活かし方

【薬剤性劇症肝炎】検査値の看護への活かし方

解説 山田俊幸

自治医科大学臨床検査医学 自治医科大学附属病院 臨床検査部 教授

解説 谷島雅子

自治医科大学附属病院 救命救急センター 救急看護認定看護師

A12


事例

入院中の患者さん(女性、40歳)、主訴・症状は以下のとおりでした。

黄疸

全身倦怠感

検査データ[入院時]

血液一般検査

  1. RBC(万/μl):280
  2. Hb(g/dl):7.3
  3. Ht(%):20
  4. WBC(/μl):6000
  5. 棹状核好中球(%):5
  6. 分葉核好中球(%):38
  7. 好酸球(%):10
  8. 好塩基球(%):0
  9. 単球(%):9
  10. リンパ球(%):38
  11. Plt(万/μl):1.1

凝固検査

  1. APTT(秒):55
  2. PT(%):10
  3. FDP(μg/ml):3

生化学検査

  1. ALP(U/l):460
  2. AST(U/l):195
  3. ALT(U/l):380
  4. LD(U/l):690
  5. γ-GT(U/l):99
  6. CK(U/l):68
  7. ChE(U/l):230
  8. T-Bil(mg/dl):23.5
  9. D-Bil(mg/dl):4.3
  10. Alb(g/dl):2.0
  11. BUN(mg/dl):5
  12. Cr(mg/dl):0.5
  13. UA(mg/dl):2.5
  14. T-Cho(mg/dl):105
  15. TG(mg/dl):51
  16. Glu(mg/dl):122
  17. Amy(U/l):265
  18. Na(mEq/l):139
  19. K(mEq/l):4.2
  20. Cl(mEq/l):108
  21. NH3(μg/dl):110

免疫血清検査

  1. HBs抗原:-
  2. HCV抗体:-

検査値の読み方のポイント

黄疸症状から、まずT-Bil(総ビリルビン)の数値をみてみると、23.5mg/dlと高値を示しており、黄疸が顕著に出現していることがうかがえます。

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