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【連載】コツをおさえる! 部位別フィジカルアセスメント

呼吸器アセスメント―触診・打診の部位、聴診時の音

解説 高島尚美

慈恵会医科大学医学部看護学科 大学院医学研究科看護学専攻 教授

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アセスメントは、患者さんとの会話やケアを通じて全身の状態に目を向け、五感をフルに活用することが大切です。ここでは系統別にフィジカルアセスメントのテクニックをまとめました。普段行っているアセスメントの流れと手技を再確認してみましょう。


呼吸器のフィジカルアセスメントの進め方

呼吸器系の観察では、ガス交換の前提となる換気がきちんと行われているかをアセスメントします。呼吸機能は全身状態への影響が大きいため、他の器官との関係性も考慮しましょう。

1.視診でここをCHECK!

  1. 胸郭の外観(形態、左右差)
  2. 胸郭の動き
  3. 呼吸の状態(呼吸数、リズム、深さなど)
  4. 皮膚や爪の状態(チアノーゼの有無)など

2.触診でここをCHECK!

  1. 皮膚・皮下の状態(皮下気腫があるかどうか)
  2. 胸部呼吸運動の状態
  3. 触覚振盪音の変化(左右差や音の減弱)など
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