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【連載】高齢者ケアの「困った!」を解決!

加齢がコミュニケーションにもたらす「4つの悪影響」

解説 田中和子

筑波メディカルセンター病院 看護師長 老人看護専門看護師

Tanaka

Kitchen taimen

治療をスムーズに進めるため、あるいは安全・安楽に支援するために、高齢者特有の症状や機能低下について解説します。今回は、「加齢がもたらす悪影響」です。


影響1 聴覚機能が低下する

→蝸牛内の基底膜の硬化/感覚細胞の減少・変性

聴力は、一般に40歳前後から高音域の聴取能力が徐々に低下し、70、80歳代ではさらにそれが顕著になります。低・中音域は高音域に比べて、緩やかに低下します。

難聴は大きく、伝音性難聴感音性難聴、両者が混在した混合性難聴に分けられます。

伝音性難聴

外耳、鼓膜周辺に炎症などの異常が生じるもので、内耳は正常なので大きな音であれば聞こえます。

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