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【連載】高齢者ケアの「困った!」を解決!

脳血管障害の場合は どんな影響があるの?

解説 外塚恵理子

筑波メディカルセンター病院 看護師長 摂食・嚥下障害看護認定看護師

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Body syokudo

A 複数の障害が乗じて、さまざまな摂食・嚥下障害が現れます

脳血管障害によって意識や認知機能の低下が生じると、嚥下反射のタイミングが合わずに誤嚥を起こす、食べ方や食物を認識できない、口が開けられない、咀嚼ができない、食塊の送り込みができないなどの摂食・嚥下障害が起こります。

その結果、食物が口腔内で広がったり、口からこぼれる、などの症状がみられます。

また、片麻痺が起こると、食事姿勢の保持が困難になったり、麻痺側の握力低下や手指が動かせないことで、食物がつかめない、自分で箸やスプーンなどがうまく使えないなど、食事動作に支障が出ます。

(『ナース専科マガジン』2013年2月号から改変利用)