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【連載】高齢者ケアの「困った!」を解決!

薬物の体内動態(吸収、分布、代謝、排泄)を知っておこう

解説 田中久美

筑波メディカルセンター病院 看護師長 老人看護専門看護師

Kusuri nomu

すべての薬物は体内に入ってから「吸収」「分布」「代謝」「排泄」という過程を経ます。これを体内動態といい、これを理解すれば、身体の変化がどうして薬物に影響を及ぼすかがわかりやすくなるので、ぜひ、覚えておきましょう。


さらに詳しい解説はこちら!
第1回 薬物の体内動態を理解しよう

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①吸収

薬物が投与方法に応じた経路によって、循環血液の中に入り込むこと。薬物は、細胞膜を通過しやすい脂溶性物質と、結び付いて輸送してくれる担体が必要な水溶性物質を主とするものに分かれる。

②分布

薬物が循環血液中に入っているときの状態。そのとき、タンパク質と結合しているもの(タンパク結合型)、結合していないもの(タンパク非結合型/遊離型)が一定の割合で存在する。

③代謝

薬効を発現し終わった薬物を、体外に排出しやすい水溶性に変化させること。ほとんどの薬物は薬物代謝酵素CYP(チトクロームP450)で代謝され、このCYPが存在するのが肝臓となる。

④排泄

体外に排出されること。腎臓から尿中へと、胆汁から腸管を経て便中へ、という2つの経路がある。

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第1回 薬物の体内動態を理解しよう

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