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【連載】高齢者ケアの「困った!」を解決!

【服薬管理】アセスメントの4つのポイント

解説 田中久美

筑波メディカルセンター病院 看護師長 老人看護専門看護師

Kusuri nomu

治療をスムーズに進めるため、あるいは安全・安楽に支援するために、高齢者特有の症状や機能低下について解説します。


【ケア&対応についてはこちら】
* 【服薬管理】ケア&対応の5つのワザ

1 患者さんの身体的機能を把握する

まずは患者さんが一人で薬物を服用できるかどうかを、視力、聴力、認知状態、手指の巧緻性、嚥下状態など、身体の機能やADLなどから評価する必要があります。

できれば初回の服薬時に、

  1. 包装を破る
  2. 薬物を取り出す
  3. 薬物を口元まで運ぶ
  4. 薬物を口の中に入れる
  5. むせずに飲み込む

といった一連の服薬動作ができているかを観察してみるとよいでしょう。

いずれかに問題がある場合は、どの程度までならできるのか、補助する用具・道具を使えば改善するのかなども併せてみていきます。

高齢者に考えられる身体機能低下と問題点

高齢者に考えられる身体機能低下と問題点

2 服薬の説明を十分に理解しているかどうかを確認する

服薬方法について説明を理解できているかどうか、以下4つのことを患者さんと確認します。

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