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【連載】IN/OUTバランス わかるとこんなにイイコトが!

水分のIN(代謝水など)とOUT(発汗など)のキホンを押さえよう!

解説 澤野 宏隆

大阪府済生会千里病院 千里救命救急センター 救急部部長兼ICU室長

患者さんの状態把握を的確に行うためには、水分のIN/OUTを理解しているかどうかがカギになります。まずは、IN/OUTの基本となる「水・電解質」についてみていきましょう。


水分代謝とIN/OUTの基本量

人体における水分のINは、一般的に食事や飲水、代謝水です。OUTは、尿、不感蒸泄(呼気や皮膚呼吸によって排泄される水分)、便、発汗です。

ほかには、輸液や術後ドレーンからの排液などがIN/OUTに加わります。

INとOUTは原則同量ですので、飲水や輸液を増量させても、それに見合った尿などのOUTが見られない場合、どこかで何かが起きています。

予期せぬ出血が起きていないか、サードスペースへの水分の移動があるのか、腎臓、心臓の状態はどうかなど、原因を検索する必要があります。

看護師として、なぜOUTが十分でないかについて考えてほしいところです。

水分IN/OUTの基本量

水分IN/OUTの基本量

続いては、「水・電解質を調整する腎臓の働き」と「IN/OUTを管理する目的」です。
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