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【連載】代表的な電解質異常を学ぼう!

【高マグネシウム血症】原因・症状・治療ポイント

解説 内田 俊也

帝京大学医学部内科学講座 教授

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高マグネシウム血症の原因

血清Mg濃度が2.7mg/dl以上のときに診断されます。Mg過剰の原因には、腎機能障害による腎排泄の低下大量のMg摂取の2つがあります。

最も多いのがGFR 30ml/分以下の腎不全で、このほか腎機能が低下した高齢者などでも起こりやすくなります。

高マグネシウム血症の原因

高マグネシウム血症の原因

高マグネシウム血症の症状

高Mg血症は、軽度では症状が出現しません。血清Mg値が5mg/dlを超えると、嘔吐や筋脱力、傾眠、徐脈、低血圧などがみられ、12mg/dl以上になると、意識混濁・消失や呼吸筋麻痺が生じ、心停止に至ることもあります。

また、深部腱反射の低下は高Mg血症の指標となります。心電図上では、PR間隔の延長が特徴的です。

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