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【連載】がんのリハビリテーション

嚥下訓練とは? 摂食・嚥下訓練の目的・対象・実施ポイント

解説 源 典子

国立がん研究センター東病院 外来 乳がん看護認定看護師

解説 岡田 教子

国立がん研究センター東病院 看護部 摂食・嚥下障害看護認定看護師

解説 栗原 美穂

国立がん研究センター東病院 看護部 がん性疼痛看護認定看護師

編集 ナース専科編集部

月刊「ナース専科」編集部

2013 ns logo tate format rgb     03 min

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がんのリハビリテーションでは何を行い、看護師はどのようにかかわることができるのでしょう。看護師に求められる役割、国立がん研究センター東病院の皆さんに話を聞きました。


【目次】

※「舌を切除する舌がん」以下の閲覧はログイン(登録無料)が必要です。


摂食・嚥下訓練の目的

口の中で食べ物を咀嚼し食塊を形成するためには、顎、舌、頬、歯、口唇が使われます。
そして形成された食塊は、舌、頬、口唇が機能して咽頭に送り込まれ、食道を通過し、胃へと運ばれていきます。

このように食物は多くの器官が機能して摂取されています。

ですから、それらの器官が損傷したり、機能が失われたりすると、摂食障害や嚥下機能の低下が生じ、経口からの食事が困難になることがあります。

摂食・嚥下訓練は、このように障害された器官の働きを代償したり、低下した機能を回復させるために行います。

摂食・嚥下訓練の対象となるがん患者さん

摂食・嚥下訓練の対象となるがん疾患としては、

  1. 口腔内再建術を行う舌がん
  2. 下歯肉がん
  3. 中咽頭がん
  4. 下咽頭がん
  5. 反回神経麻痺をきたす可能性がある肺がん
  6. 食道がん

があります。

舌を切除する舌がん

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