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【連載】ドレーンの排液のアセスメント

いくつ知ってる? 胸腔ドレーンの"4つの観察項目"

解説 吉田 晃子

獨協医科大学越谷病院 心臓血管外科・呼吸器外科 HCU病棟

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常識1 異常発見時は、バイタルとドレーンをチェックする

異常の原因は、大きく「患者さんの病態に変化が起こった」「ドレナージが正常に機能していない」に分けられます。そのため、患者さんに何らかの異常を認めたら、この2点を念頭において確認を行います。

バイタルサイン・呼吸状態のチェック

患者さんの病態による異常を確認

バイタルサイン(血圧・脈拍・体温)に加えて、SpO2(酸素飽和度)の数値を確認することが大切です。さらに、呼吸数、呼吸音、呼吸の深さ、左右差の有無、胸郭の動き、皮下気腫の有無、意識状態、顔色などもみていきます。

ドレーン回路・機能のチェック

ドレナージの機能不良による異常を確認

まず、排液の色、量、性状に変化がないかを確認します。エアリークの有無・程度と呼吸性移動の有無・程度を確認し、陰圧が保たれているかをみます。そして、刺入部からドレーナージボトルまでの間で不具合がないかをみていきます。

刺入部では、出血や浸出液の有無、ドレーンの固定状態を確認します。また、ゆるみ・ずれ・抜去がないかも観察します。

さらに、ドレーンにねじれ・屈曲・つぶれ・挟み込み・破損などがないか、凝血などによる閉塞がないか、管内に排液が滞っていないか、回路の接続部にゆるみがないかなどをチェックします。

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