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【連載】ドレーンの排液のアセスメント

腹腔ドレーンのアセスメントのポイント【排液の量・色・合併症/刺入部】

解説 齋藤 恭子

獨協医科大学越谷病院 外科病棟 副主任

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【目次】

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ポイント1 表情、顔色、口調を確認

こんなときは正常

表情や顔色に変化はなく、口調や返事もいつもと変わらない

患者さんの表情や顔色に変化がなく、話しかけた際の受け答えの口調や内容もいつもと同じなら、正常と判断します。

こんなときは異常

表情がぼんやりしている、顔色が悪い、返事が明瞭でない

表情がぼんやりして、顔色が悪いという時は血圧低下が疑われ、術後出血による多量の出血などの急変の徴候かもしれません。脈に触れ、血圧を測り、急変をすばやく把握することにつなげます。

ドレーン管理というと排液だけに着目してしまいがちですが、「一点集中」ではなく、患者さん全体を見るということを心がけましょう。

ポイント2 チューブをドレナージする

患者さんの状態に問題がないことを確認できて初めて、ドレーンから排液バッグまでを観察します。その際に、排液バッグの排液の色や量を見るのも大切ですが、まずはドレーンの中に溜まっている排液をドレナージします。

ドレーン内が空洞になると、体内から新たに排液が排出されてきます。この排液には、その時点での体内の状況を把握できる情報が集約されています。患者さんの今の状態をアセスメントするために必ず行います。

患者さんと会話をしながらドレナージするといった、一連の動作をスムーズに行えるようにしましょう。

ポイント3 排液の量をみる

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