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【連載】宇田川 廣美の「ちょっと社会を見渡してみました」

【エボラ出血熱】医療者の過重労働で流行に拍車

執筆 宇田川 廣美

フリーライター 

Virus character

深刻なエボラ出血熱の状況

西アフリカで猛威を振るっているエボラ出血熱。8月11日までの患者数は1975人、死亡者は1069人となりました(表1)。現地では、感染を恐れて、軽く肘と肘を合わせるという挨拶を握手に代えているそうです。

エボラ出血熱による患者数および死亡者数

表1 エボラ出血熱による患者数および死亡者数(2014年8月11日時点のWHO発表データ)

患者数減少の兆しは見えず、世界保健機関(WHO)は8月14日に「感染規模は正確に把握しきれてなく、実際はより深刻な恐れがある」との見解を示し、世界に対して「一層の支援強化」を促す声明を発表しました。

また、現地で医療支援を行っている国境なき医師団(MSF)のジョアン・リュー会長は、「対処する以上の早さで感染拡大が進んでいる」と懸念を示し、封じ込めるまでには約6カ月はかかると発表しました。

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