• 公開日: 2014/2/26
  • 更新日: 2020/3/26

【連載】看護師 国家試験対策・過去問

【疾病】関節リウマチで正しいのはどれか。

【疾病】関節リウマチで正しいのはどれか。

1.膠原病の中で最も頻度の高い疾患である。

2.夕方の関節の痛みとこわばりが特徴的である。

3.関節炎が3か所以上に多発することはまれである。

4.関節リウマチに癌を合併したものが悪性関節リウマチである。















―――以下解答―――

(解答)1 

<解説>

1.(○)関節リウマチは膠原病の中で最も頻度の高い疾患で有病率は0.3~1.5%。日本の患者数は50~70万人で30~40歳で好発する。 

2.(×)起床時の手指のこわばり(朝のこわばり)で始まる。

3.(×)アメリカリウマチ学会では3関節以上で6週間持続していれば関節リウマチの可能性が高いとされている。

4.(×)日本では、血管の炎症を伴い皮膚の潰瘍や心膜炎、消化管潰瘍などの内臓疾患を伴うことを悪性関節リウマチ(MRA)とよぶ。

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