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【連載】ケースで考えよう!看護倫理レッスン

【看護倫理・事例】第9回<問題編>家族が患者本人に告知を希望しないケース

解説 青柳明子

北里大学病院 科長

解説 高野春美

北里大学病院 8B病棟 係長

解説 児玉美由紀

北里大学病院 がん看護専門看護師

日々の看護のなかに意外に多く潜んでいる倫理的問題。それらの解決のためには、倫理的問題に気づくセンスが欠かせません。
今回は、家族が患者本人に告知を希望しないケースを通して問題を掘り起こしてみましょう。


病名も病状も知らないままで本当によかったのだろうか・・・

今回の患者さん

  1. 木村みつ代さん(仮名)
  2. 70歳代
  3. 女性
  4. 急性骨髄性白血病

長男・長女の希望

木村さんは、外来で急性骨髄性白血病と診断されました。 病状説明と告知を受けた長男・長女の希望により、「本人に病名告知はしない」「積極的な治療は行わない」と方針が決まりました。 この理由を長男は、「母は以前、大きな病気で生死を分ける手術をしたことがあり、このときとても苦しんだので、もう悩ませたくありません」「自然に看取りたい」と説明しました。

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