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【連載】看護師 国家試験対策・過去問

2008年度(第97回)看護師国家試験 過去問題 午後32

編集 ナース専科看護師国家試験対策委員会

監修・廣町佐智子(日本看護研究支援センター所長)

Kokusi

Kango

【在宅】74歳の男性。70歳の妻と2人暮らし。1ヶ月前に脳梗塞を発症し入院した。右不全麻痺があるが病状が安定していたため3日前に在宅療養となった。療養者は麻痺が受け入れられず、1人で食事を摂取する意欲が乏しく、退院後の食事はベッド上で座位になり妻の介助で軟らかいものを経口摂取している。初回訪問時に妻から「食事に時間がかかって困ります」と訪問看護師に相談があった。食事の様子を観察すると、麻痺側の口腔内の食べ物は残りがちで、お茶はスプーンで摂取しているがむせることがある。

嚥下障害の悪化を予防するために嚥下運動を勧めた。妻への指導で最も適切なのはどれか。

  1. 食前にアイスマッサージをする。

2.食事時の体位は頸部を屈曲する。

3.食後に肩の運動を促す。

  1. 食後に深呼吸を促す。

―――以下解答―――









(解答)1 

<解説>

1.(○)食事前のアイスマッサージは、嚥下に関する器官を適切に刺激し、食事の準備状態をつくる。

2.(×)頸部の後屈は誤嚥を助長させる。むしろ頸部を前屈させた方がよい。

3.(×)嚥下訓練としての肩の運動は、食後ではなく食前に行うと良い。

4.(×)食後に深呼吸を促すことで、口腔内に残った残渣が気道内に入りやすくなるため避ける。

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