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【連載】検査値の読み方

クレアチニン値が正常なら、腎機能も正常?

解説 村上 純子

埼玉協同病院 臨床検査部 部長

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検査値の読み方を理解していれば、患者さんの状態と組み合わせることで、より早く的確にアセスメントできるでしょう。
看護師が注目すべき検査値を、医師の視点から解説します。


クレアチニン値が正常なら腎機能も正常?

クレアチニン値は、腎機能が3分の1まで低下しないと上昇しません。
そのため、クレアチニン値は正常なのに、腎機能が低下している「かくれ腎臓病」の場合があります。

つまり、「クレアチニン値が正常なら腎機能も正常」とは言えません。

クレアチニンとは?

クレアチニンは、筋肉中にあるクレアチンの燃えカスようなもので、ヒトが運動することによって発生します。
血中のクレアチニンは、糸球体で濾過され、尿中に捨てられます。
腎機能が低下すると血中に溜まり、高値を示します。

そのため、クレアチニンは腎機能の指標として頻用されます。

(『ナース専科マガジン』2014年10月号から改変利用)

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