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【連載】検査値の読み方

パニック値とは何か?

解説 村上 純子

埼玉協同病院 臨床検査部 部長

検査値の読み方を理解していれば、患者さんの状態と組み合わせることで、より早く的確にアセスメントできるでしょう。
看護師が注目すべき検査値を、医師の視点から解説します。


パニック値とは?

パニック値とは、「基準値から明らかに外れていて、危機的な状態であることを示す値」です。

パニック値はそれぞれ医療機関の検査室で設定されており、今のところ、国内基準はありません。

パニック値とは説明図

パニック値とは

パニック値が出たら・・・

比較できるデータがある場合

「すぐに医師に連絡!」ではなく、前回の検査結果を確認してみましょう。
数日間同じような値であれば、担当医は状況を把握している可能性が高く、緊急連絡は不要だと言えます。

比較するデータがない場合

初診の患者さんで比較するデータがない場合は、パニック値は重要視する必要があり、すぐに医師に報告します。
パニック値に加えて、受診までの経過とバイタルサインを報告するようにしましょう。

(『ナース専科マガジン』2014年10月号から改変利用)

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