• 公開日: 2014/1/20
  • 更新日: 2020/3/26

【連載】看護師 国家試験対策・過去問

2010年度(第99回)看護師国家試験 過去問題 午前93

【在宅】62歳の男性。58歳の妻と25歳の長男との3人暮らし。脳梗塞で左片麻痺があり、要介護3。言葉は不自由であるが意思疎通は図れる。現在、通所介護を週1回、病院のリハビリテーションを月2回、訪問看護を週1回利用している。通所介護では仲間との交流があり満足している。リハビリテーションでは主に立位保持と車椅子移乗練習を行っている。主な介護者は妻で介護を始めて2年になるが、健康状態は良好である。ケアプランの総合的な援助の方針は「安全で自立した生活を送る」である。 3か月後、ひとりで車椅子移動ができるようになった。男性は「自分の行きたいところに出かけて気分転換したい」と言う。自立度をさらに高めるために、介護保険で利用できるサービスで適切なのはどれか。

  1. 電動車椅子の貸与

  2. タクシー料金の助成

  3. ホームヘルパーの派遣

  4. ガイドヘルパーの派遣

―――以下解答―――









(解答)1 

<解説>

1.(○)介護給付において、日常生活の自立を助けるために、福祉用具貸与として電動車いすを借りることができる。

2.(×)介護保険サービスにタクシー料金の助成はない。

3.(×)ホームヘルパーは居宅を訪問し、入浴、排泄、食事など身体介護や、調理、洗濯など生活援助を行う。

4.(×)介護保険にガイドヘルパーの派遣はない。

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