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【連載】看護に役立つ生理学

第7回 ナトリウムと水は切っても切れない関係

執筆 梵天ゆとり(ぼんてん・ゆとり)

医師、日本医学放射線学会会員

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ナトリウムって難しい、と感じている人は多いのではないでしょうか。今回は、なぜナトリウムを難しいと感じてしまうのか、その原因を考えます。


ナトリウムは水と絡めて考える

まず、ナトリウムはどうして「難しい」と感じるのか、考えてみましょう。

ほかの電解質、例えばカリウムを考えると、「高カリウムならカリウム過剰」「低カリウムならカリウム不足」というふうに、とりあえずおおまかに捉えることができ、各々の原因を考えていけば、病態も治療法も理解できます。

ところがナトリウムになると、高ナトリウム血症ひとつをとっても、教科書を見れば「ナトリウムの過剰」以外に「水の欠乏」とか「ナトリウム欠乏を上回る水欠乏」とか、いろいろ難しい分類がなされています。

なぜナトリウムだけ、こんなにも話がややこしいのでしょうか? 

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