• 公開日: 2014/1/20
  • 更新日: 2020/3/26

【連載】看護師 国家試験対策・過去問

【成人】食道癌術後10日の患者。三分粥食が開始されたが,嚥下時のつかえ感を訴え,未消化の食物を嘔吐した。手術部位に生じている状態で最も考えられるのはどれか。

【成人】食道癌術後10日の患者。三分粥食が開始されたが,嚥下時のつかえ感を訴え,未消化の食物を嘔吐した。手術部位に生じている状態で最も考えられるのはどれか。

1.浮腫

2.はん痕化

3.縫合不全

4.逆流性食道炎

―――以下解答―――









(解答) 1 

<解説>

嚥下時のつかえ感を訴えていることから吻合部の狭窄が考えられる。このうち吻合部浮腫は食事が開始される術後10日前後に発症しやすい。はん痕化も吻合部狭窄の原因になるが、はん痕は術後3週間以降に発症する。

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