【連載】検査値の読み方

糖尿病性ケトアシドーシスとは?

解説 田森 里佳

昭和大学病院付属東病院 内科外来 糖尿病看護認定看護師

糖尿病性ケトアシドーシスについて解説します。


糖尿病性ケトアシドーシスとは?

高血糖によりケトン体が血中に増加し、血液が酸性に傾くことを「糖尿病性ケトアシドーシス」といいます。

糖尿病性ケトアシドーシスの原因

  1. インスリン注射の中止
  2. ストレス
  3. 感染
  4. 清涼飲料水の多飲

などがあります。

糖尿病性ケトアシドーシスの治療

  1. インスリンの投与
  2. 輸液管理
  3. 電解質の補充

を行います。

輸液はまず生理食塩水から開始し、血糖値が250~300mg/dlになったところで、5~10%ブドウ糖を含むナトリウム含有維持輸液に切り替えます。

持続的にインスリンを投与しているため、適切なタイミングで切り替えが行われないと、低血糖になってしまう危険性があります。
治療を開始したら、基本的に1時間ごとに血糖値とpHを測定し、モニタリングを行います。

(『ナース専科マガジン』2014年10月号から改変利用)

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