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【連載】基礎からまなぶ血液ガス

【血液ガス】酸・塩基とは?

解説 飯野 靖彦(いいの やすひこ)

日本医科大学名誉教授

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難解用語によって、血液ガスの理解にハードルに感じてしまっていませんか? 
今回は、血液ガスを理解するために必要な用語、「酸」と「塩基」について解説します。


【目次】

※「揮発性酸(CO2)の排泄のメカニズム」以下の閲覧はログイン(登録無料)が必要です。

酸とは?

酸は「H+を放出する物質」と定義されています。
物質の代謝によって生じる、老廃物を指します。
酸が蓄積すると、血液が酸性に傾いて、代謝反応がスムーズに行われなくなり、細胞の機能が低下します。

そこで、体内で過剰に産生されてしまった酸は、速やかに体外に排泄されます。
排泄は、肺と腎臓で行われるのですが、

  1. 肺から呼気(CO2)として排泄されるものを「揮発性酸」
  2. 腎臓からH+として排泄されるものを「不揮発性酸」

と呼んでいます。

揮発性酸(CO2)の排泄のメカニズム

食事から摂取した炭水化物や脂質のエネルギー代謝では、揮発性酸(CO2)が産生されます。

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